墓の周りは花だらけ

おでかけ日記にしたい

人様の金で個別握手

💘きみにキュンキュンLOVE〜つまりぞっこんLOVE💘

CUBERS/つまり、ぞっこんLOVE


 タイトルの通りです。友人オタクの金で可愛い男と握手してきました。
 バンギャのキモいブログだと思って開いた皆さん残念でした。今回は男性アイドルの話をします。知らない世界を知ってみようのコーナーです。

 9/17と18にCUBERS(以下きゅば)という男性アイドルのリリイベと特典会に参加してきた。たぶんわたしのフォロワーはこのアイドルを知らない。でも末吉9太郎は知ってる可能性がある。わたしも9だけ先に知っていました。アイドルオタクアイドルとしてYouTubeTikTokで大バズりしていたから。

末吉9太郎(CUBERS) (@9taro_cubers)
(ちなみに別の友人は9を芸人だと思っていた。気持ちは解る)

 申し訳ないがその他のメンバーはリリイベ前に慌てて予習した。

💙最初の個人的な印象❤️(順不同)(怒らないでください)
9太郎→YouTubeおもしろい
優→春斗と見分けがつかない
TAKA→顔がいい
春斗→優と見分けがつかない
綾介→LDHの方…?

 すみません、基本的に化粧をバチバチにしている男にしか興味がないもので……。

 で、彼らは解散が決まっている。これはもうどうしようもない。オタクが納得していなくても決まったものは決まったものだ。
 今回のイベントは”プレラストシングル「つまり、ぞっこんLOVE」リリイベ”だ。あ、プレなの。まだラストシングルがあるんですね。心の準備をさせてくれている?

 9/16が椋さんの育休前の最後のライブだと思っていたわたしは傷の舐め合いなどをするためにオタクとともにこのイベントに参加することを決めた。ライブ自体は無料やし。無銭大好き! いちばん好きな無銭です!
 わたしは基本的に踊る男にあまり興味がないのでオタクにいろいろ教えてもらうまできゅばの曲は知らなかった。なんなら「9のソロならちょっと解るけど……」というインターネットすぎる最悪の人間。すみません。あたしの自名義〜♪
 とはいえ最初の最初に”推す”ということを意識したのはLeadだ。当時の推しは芸能界を引退しましたが……。小学生の頃、友人の姉が持っていたDVDかなにかで彼らをみてめろめろになっていた。「棒たおし!」も「かまち」ももちろん観た。ここまでなんの話か理解できるひとは同世代です。
 きゅばも観れば良さが解るだろうといろんなMVを見た。←PVとMVの違いってなんですか? いまだにわかりません。


www.youtube.com

 一発目にこれを観てしまい、電車のなかで泣きそうになった。
 完璧アイドルじゃねえか。なんだこれは。
 歌詞(9太郎作詞。すげーー)もダンスも可愛すぎる。それぞれの個性も出ていて最高だ。小学生の頃のわたしが騒ぎ出す。ダンス上手い男って最高じゃない???と……。意外かもしれませんが少年チャンプルとか観てました。記憶はあんまりないのですが。
 リリイベは基本的に無料だが特典会はCDを積むと参加できる。わたしはオタクに金を出してもらって握手させてもらうことが決定していたので全力でやらねばと思いだいたいの曲の振りコピをがんばった。受験勉強くらいがんばった。じゃあ白痴、〜の振りコピもがんばったらどうですか? 

www.tiktok.com

 新曲はこちら。むっっっっっっず。でもなんとか詰め込んだ。現場でのわたしをご存知の方ならすぐ想像つくと思うけどわたしは基本的にくにゃくにゃしている。くにゃくにゃの振りコピはアイドルの現場だとあんまり浮かない。みんなふわふわしているので。
 いろいろ聴いたなかで個人的なお気に入り曲はこれ↓

www.youtube.com

 めっちゃおしゃれじゃないですか? あと、わたしがLead好きだったのもわかりやすくないですか?

 

【9/17🖤CUBERSプレラストSG「つまり、ぞっこんLOVE」リリイベ@汐留シオサイト地下歩道】

 なあ、歩道て。歩道ってなんだよ。
 物販のため先に並んでいたオタクからLINEが来る。

 柱があるライブハウスへの憎しみが高いふたり。この世に柱がある限りうちらの悲しみは終わりません。
 前日でメンタルオワオワリになる予定だったのに結局まだあと一回ある🎶というお花畑気分で汐留に向かった(このリリイベのあと残り一回しかない……という大BADに入る)。浮かれていたので椋さんのチェキも連れて行く。

 馬鹿すぎる。なんだこれは。これのせいでフォロワー減ったしたぶん知らないところでブロックされてるけどわたしの知ったことではない。顔のいい男がふたり並ぶと嬉しいだろうが。わたしは嬉しい。

 ゆっくり観ようね🎶とか言ってたけどオタクがありえない整番を引いたのでそっちに追いやり、わたしはステージの真横で観ることにした。事前にオタクから送られていた予想セトリとはまったく違うものが次々に披露されたがあんまり気にならなかった。みんなふわふわしているので変な動きをしたところで誰も観てないし。全員自分の推ししか観てないからね。そりゃそう。
 友人から借りたペンラとタオルを振り回していたら、友人の推しがばっちりレスをくれた。マジでときめいたし大声で叫んでしまった。そして9は他推しであろうが構わずファンサを振り撒いていたのでびっくりした。投網? そういう漁をしている? まんまと引っかかって「かわちーーー💕」って隣の見知らぬオタクと一緒に沸いてしまいました。TAKAはビジュアルがよすぎる。アー写より全然かっこいい。眩しい。春斗と優も実際みたら別人です(当たり前体操〜)。どっちも可愛い。綾介ちょっとあんたダンスがグンバツに上手いね何事!?

🌟tip! あきてぃんは、かなりチョロい🌟

 ライブよかったね〜♡ときゃっきゃしながら特典会を待つ。個別握手の前にハイタッチがあるのでそれ待ちだ。ハイタッチは正直なにをすればいいのか思いつかなかったので参加しなかったが、遠目に眺めていると参加しているひとはみんな満点笑顔で楽しそうだった。ていうかオシャレなひとが多いな。アイドルの現場ってカラフルだ。ふだん黒い服ばかり集まるところにいるため驚いてしまいました。

 ハイタッチが終わったらいよいよ個別握手会だ。AKBとか少し好きだった頃にレポを読むのが好きだったので「これがレーンってやつか」「あれが剥がしだな」と答え合わせするような気持ちで並んでいた。
 あれを言おうこれを言おうといろいろ考えていたのに、いざ友人の推しが目の前にくるとカッコよさになにも言えなくなってしまった。ていうか、そもそも握手じゃない。手を差し出したら上からぎゅっと包み込んでくれて、エ、なにこれは、めろっちゃうやん、やめてよ。
 見えたよー、とかメンカラコーデ嬉しいーとか、ありきたりだけどわたしにとってはかなり新鮮な会話のあと、

「これなに?」
たまごっち!
「wwwApple Watchかと思った」

 どの現場でも笑いが取れるたまごっちつえーーー。これから絶対どの現場にも着けていこ。

 そんなこんなでかなりめろめろになり17日は終了。最高アイドルに手をぎゅっと握られてとんでもない距離で会話してめろめろにならないやつがいたら教えてほしいよ。まんまとめろめろだよ。
 オタクと5時間ほど酒を飲み、その日は解散。あした早いからねとか言いつつ日付が変わるまでLINEしたり振りコピ練習したりと大賑わいの大忙しでした。


 アイドル推しの姿。汐留地方でみられるリージョンフォームです。

【9/18🖤CUBERSプレラストSG「つまり、ぞっこんLOVE」リリイベ@ららぽーと横浜1FセントラルガーデンKiLaLa】

 前日とチェキを替えているのが見どころです。

  とんでもねえ日差しに1Fで観るのは早々に諦め、ららぽーと横浜は3Fまであるので、コロッセオ的な感じで上から観ることにした。結果、これがかなりよかったので微妙な整番を引いたら次の手を探すのがいいなという学びになった。次いつ活かすのかはわかりませんが。
 前日とまったく違うセトリだったので驚いた。いつ練習してんの!?という気持ち。どの曲もめちゃくちゃいい。あとこの日は春斗くんのレア演出を引いたらしい。なんか、ふわふわしていました。
 ふたりしてめろめろとライブを観終え、個別握手のために1Fに降りる。ららぽーとにふつうに来ているお客さんに晒しあげされる形での特典会だ。ガン見してくるやつらにファンサ🫶🤞😁✌️👉していたらオタクに怒られた。攻撃が最大の防御だという考えはここでは通用しないらしい。ファンサは攻撃ではありませんよ。
 昨日も来てくれたねーとかピンクコーデ可愛い!とか言われて(「可愛い」と言わせたとまた叱られた😉)まためろめろになりつつ、オタクを後ろから見守る。ものすごくめろめろでぐにゃぐにゃになっていて面白い。撮影して本人に見せたいくらい面白い。人間ってあんなにぐにゃぐにゃになるんだ。
 みんなが鬱フェスでわいわいやっているあいだ、わたしはめろめろぐにゃぐにゃしていました。来たるべき世界やるなら言ってくれよ!!!! もう!!!! いまさら怒ったところで仕方ないけど!!!!!


 アイドル推しの姿。鴨居(マジでどこだよ)でのリージョンフォーム。いつもの現場ではありえない高い位置でのポニーテールは我ながら可愛かった。

💙リリイベ後の印象❤️
9太郎→動画でみるより可愛い! ファンサの鬼。プロアイドル
優→可愛いのにちょっとヤンチャそうなのがギャップ萌えだね
TAKA→顔良すぎスタイル良すぎこれが無料で拝めるのやばすぎ
春斗→ふわふわ春斗くんありがとうございます、癒されます
綾介→ダンスのキレが段違い、ずっと観ちゃう

 めろりめろりと二日間を終え、後日わたしのうちには「つまり、ぞっこんLOVE」が2枚届くことになった。誰か1枚要る?

 このオタクとは実は会うのが5年ぶりで、前職で半年くらい一緒に働いただけの関係だった。SNSでうっすら繋がっていたものの、まさかお互いこんなことになるとは思わなかったのでいまは付き合いたてのカップルくらいLINEとかDMをしている。なかよし〜(CV.9太郎)。5年ぶりだというのに先週会ったかな?くらいのテンションで話せて、もしかして上京してからいちばん仲良い女ってこいつ……?となった。友達いないからね、仕方ないね。

 なんでだよ。すみません、ごめんなさい。あっこれファンサかな!?(どこに向けての????)(誰の?????)(なんのための????)

三連休初日だよ! 電子音楽祭!

 電子音楽は好きな方だと思うが平沢はそんなに詳しくない。馬骨を100でまったく知らない人間を0とすると30くらいのものだと思う。いちばん好きな曲はロタティオン(LOTUS-1)です。
 一度だけ友人と一緒にライブに行ったことがある。2015年のWORLD CELL2日目だ。エッ8年前!?!??!?! いま気づいて死んでしまった。初めてのヒラサワ、初めてのインタラにわくわくしていたらバッドエンドに終わり「手厳しい……」となったのを覚えている。いや、8年前て。

 そんな感じで三連休初日は(?)平沢ライブの前日に平沢好きが集まっていろいろやるライブに行ってきた。中村椋"ソロの姿"ラストライブ! 「おかげさまで〜」のときに拝見したやましたさん改山下憶良さんもいるぞ。いい名前だ。



西武池袋線江古田駅北口から徒歩1分

これを見たとき完全にこれになった。

www.amazon.co.jp

※アフィではない。

 基本的に迷子になりやすいので徒歩何分とかは信じない。それはこっちの問題なので。そもそも江古田ってどこやねんと告知があったときから思っていた。
 池袋駅構内で迷子になりながらもハリポタラッピング電車に揺られ、江古田にはちゃんと着いた。ここからが問題で、サイトを見ると「駅北出口を右へ, 1つ目の信号を左へ20歩」とある。足の長さとかサイズとか、そういう情報も必要になるやつじゃないですか? これ。算数の問題かと思った。案の定20歩ではまったく着かず、でも指示された通りの道を行けばちゃんと辿り着けました。だいたいのものはそうなんだよ。

 トッパー! 中村椋! セッティングも丸見えだ!!! なんかお得💮💯
 外界から遮断された空間(地下に降りるやいなやめ〜〜〜っちゃ圏外)でいま中村椋が始まる!!! ウオオオ!!!!!!!

ウ、ウワーーーーーーーッ!!!!  反群像のブルースだ!!!!
 最初にすきになった曲で、でももうナマで聴ける機会はないのではと思っていたので嬉しすぎて写真を撮ればいいのか動画を回せばいいのか目に焼き付ければいいのかよく解らなくなって全部した。欲張り。
 なにしろステージが近いから迫力がある、嬉しい、最高。江古田ドロシーいいかもしれん。Wi-Fi設置してくれたらもっといいかもしれん。

 


 このあとフロアに飛び出して馬骨にサービスしまくる中村椋。
↓だいたいこんな感じでした。

x.com

 マジで……めっちゃよかった……かっこよ……江古田最高かもしれん……あっ違うわ椋さん最高なんだわ。なんか間違えるところだった。江古田もいいが中村椋が最高。

 MCでは「育休に入るけど10月のシドロ喪ドロは出ます!と改めて告知をしたかったんだけどね〜〜〜」の話。わたしはムクフェス行けなくてそれをちゃんと本人から聴けてなかったので嬉しかったです😼

「育休に入るということはね、ほら、アレだから👌 アレが要るから👌」
 なにかと入り用だから物販宜しくねのお言葉に対して後ろの方から
「おしゃぶり!😁」
 大喜利つっよ


x.com

 大喜利と同じくらい強いセトリはこれでした。最高最高最高。
 新規だからなに聴いても嬉しい。筋少初めてのひとがライブでサンフラ聴いて喜ぶみたいな。ごめん、たぶん違うわ。全然違う。音楽まったく聴かないから適切な例えが出てきません。


 これは山下さん。羽織を脱ぎ捨ててこれが現れた瞬間フロアがめっちゃ沸いて面白かった。「舐めたいワキ!!!」というヤジ(?)をわたしは確かに聞いた。わたしは「細いね!!!??!」て悲鳴をあげちゃった。実際やましたさんって何gくらい? 300gあるのかな? 
 山下さんは「おかげさまで〜」のときにお土産としていくつか曲をDLさせてくれて、なかでも「あとできめること」がかなりのお気に入りで寝る前に聴くなどしている。歌詞も可愛いんだよ〜〜。
あとできめること / 山下憶良 の歌詞 (3308653) - プチリリ

x.com

 これは山下さんのセトリ。ああ〜「ググの行進」もめっちゃいいんだよなあ〜〜!! これ聴くとお散歩したくなるんです。←いま気づいたけど”行進”だからテンポとか意識されてるのかもしれない。わたし単純だね。

www.youtube.com

 「顔を隠せ 耳を塞げ」でちゃんと振りしてる山下さんが好き。これくらいなら振りコピできます。そのまんまだから。

 あとはもうこれは完全にわたしが悪いのだが(っていうか途中で気づいたけど結構身内で集まってる感じだったし)ほかの演者さんは名前が全然分からなくて感想が書けない、マジでごめんなさい。
 面白いのが全員使ってる機材が違って、まあなにがなんだか分からんのだけど、電子音楽ってマジで三者三様!十人十色!よそはよそうちはうち!て感じでした。掃除機出てきた……と思ったらあれは電子サックスという楽器だそうで、またひとつ賢くなりました。
 ヘーイヤヒ-とか聞こえたしコヨーテとかみんなで歌ってたし、平沢アレンジ大会に行ったのか……? あれはそういうコンセプトもあったのかな……?と帰り道思いました。てか別にライブの趣旨とかいいよね、結果楽しかったらそれでええんや。楽しかったです🎶🎶
 現場で話しかけてもらうとかも久しぶりの感じだったので、ライブっていいなあ〜になった!

 


 これは全然知らないキャラがいっぱい首吊ってて恐怖を感じたところをとりあえず撮っておきました。

 なんか全体的に客が若くて、平沢ってすごいなあ〜ってしみじみ。親御さんからの英才教育のひともいるだろうけど、その場にいるみんなが人生のどこかで平沢に出会ってハマって影響を受けたり受けなかったりしてるのって不思議やね。
 自分がどこで平沢に初めて出会したか考えたら、やっぱりオーケンきっかけだったなと思い出す。中学生のときに聴いたラジオでP-MODELの名前を出してて、そこから調べていった、ような気がする。ちょっともう記憶が定かではないが。大昔のことです。恐竜が絶滅するより前の話だから……。

 三連休残りの二日はみんなはもちろん平沢からの鬱フェスだよなあ!?
 わたしはアイドルのリリイベで駆けずり回っていました。それはまた次書きます。

 あまりの温度差に自律神経ぶっ壊れそうなチェキが並んでいる図です。

再生と芸術と白手袋

♬今回のライブレポは自力で撮った(ライブ中の)シ喪画像はありません♬

 

その日、8/18のわたしは珍しく午前中から予定があり(知り合いのオタクと茶をしばいて物々交換しただけ)

①ライブ前に家に一旦帰れるか
②シャワーを浴びられるか
③メイク直せるか
④動きやすい服装に着替えられるか

これらをクリアできるか気が気でなく、スタバのココアもまったく味がしなかった。あとめっちゃトイレ行った。それはなんでだよ。

なんせいつもよりオープンがチョト早い、行ったことないハコ、シドロ喪ドロがトッパーの三拍子。なんでこういう日に限って予定があるんだろうか。引きこもりニートのくせに。

結果的に①しか叶わず一旦家に帰って大荷物を玄関先にぶん投げ髪もボッサボサでメイクもヨレヨレで可愛いけど腕を振り上げにくいワンピースでカラコンもズレたまんま新宿に向かったのであった。かわいそうに。

まずハコに向かう前にセリアでチェキ用のスリーブを買うためマルイアネックスへ。てかさ、マルイっていつからあんなオタク商業ビルになったん? 助かるからいいけど。


いきなり終わった。

別にまだストックはあるし念の為買い足しておこうと思っただけだからよかったけど、夏休みオタクのはしゃぎっぷりを舐めていた。みんなチェキ撮っとんやな、ええこっちゃ、経済が回っとる。狭い狭い世界で。

在庫もないらしいので諦めてとっととライブハウスにGO👉

初めてのWildSideTokyoは駅からわりとまっすぐだったのでかなり不安を覚えながら、「あ、これはEX THEATER ROPPONGIに行くときに毎回抱く感情だな」と気づく。こんなにまっすぐ行っていいんか!? 実はもう通り過ぎてないか!? 大丈夫か!? となる、あの感情。


ちゃんと着きました、良かったね。しかも持ち前の不安症のお陰で小一時間前に着きました。こんななんも知らんとこでどうやって時間潰せと。

仕方ないので地下に降りてオープンまでしゃがみこんでずっとスマホをいじっていました。恥ずかし。めっちゃ気合い入れとるアイドルオタクみたいやん(推し武道館から得た知識)。

シドロ喪ドロがトッパーだったし、わたしも客としてトッパーだったね☺️←??

この日は個人的に椋さんサポートのシ喪が最後の現場だったので「絶対に椋さんを目に焼き付けるため/記録に残すため最前に張り付いて観る」と心に決めていた。ド正面でめちゃくちゃ写真と動画撮ってキャッキャしようと思っていた。あと新曲が楽しみでめっちゃはしゃいでいた。地に足はついてなかったと思う、5ミリくらい浮いていた。

note.com

架空の地名シリーズのなかでもめっちゃセンスが光る名称だ。歌詞だけ先に読んでいたわたくしは「心中だし、結構しっとり系の曲なんかなぁ〜」とかぼんやり考えていた。高円寺心中とか品川心中みたいなイメージだ。いやちょっとあれらを例に挙げるのは間違ってる気がする。忘れてください。

開演時間が迫る。どんどんひとが増えてくる。だんだんざわざわし始めるこの時間がわりと好きだ。それぞれのバンドのおまいつたちが挨拶しあってるのをみるとやっぱりバンギャも社交性が大事やなと身につまされる。社交性マイナスなわたしはずっとスマホをいじって友達とLINEでちいかわの話をしています。

さてのぞきからくり赤い帯が流れ始める。場内が暗くなる。手拍子が鳴り始める。イシヅ架ワタルがいつもの菩薩スマイルで現れぺこぺことアイドルみたいなお辞儀をする(これめっちゃ沸く、大好き)、ビッキーズナカザ斗タカシがぬるりと出てきて一礼し、バンギャに菓子を投げつける(ノーコン)、あっそろそろ椋さん出てくるお菓子拾うのやめてiPhone構えな――

終わった。
白塗り学ランメガネ(チェーン付き)白手袋三味線のバチでベース弾くマンが現れた。
再生と芸術ってコレのことですか。dewey deltaさんありがとうございました。

自分のフェチ特盛顔面良すぎ男が出てきたため大混乱し、ヲ賀さんが出てくる頃にはわたしの「再生と芸術」は完成してしまっていた。dewey deltaさん本当にすみません。

自分ではなにも撮れなかったためフォロワーの最高最高最高最高な画像をシェアさせていただきます……。4枚目の髪ボサがわたしなんやけど鬼気迫る背中をしている。目に焼き付けようとヘドバンでズレたカラコンで必死に凝視しているので椋さんもめっちゃ怖かったと思う。ごめんなさい。でも白塗り学ランメガネ(チェーン付き)白手袋三味線のバチでベース弾くマンが目の前に現れたらこうなってしまうのは仕方ない。なにが起こるか解らないと自覚を持ってほしい。存在がパルプンテみてえだな。
ちなみにパルプンテの結果、わたしは整形外科の先生に「ヘドバンは本当によくない」と叱られたばかりなのにいつものぽよぽよヘドバンよりちょっとはしゃぎめのよぼよぼヘドバンをぶちかましてしまい、ぎっくり首再発で死にました。

当日のアーカイブが9/1まで→

dewey delta企画『再生と芸術』 | WildSideTokyo|ワイルドサイド トウキョウ

ちなみにアーカイブ期限が切れたらYouTubeにアップするってヲ賀さんが言ってました。ちゃんと公開されたらココに貼ること(メモ)。

0926追記しました!!↓

www.youtube.com

◆演目

1.咎、咎、嘆息……!
2.涅槃坂に、花。
3.首縊ヶ町四畳半幻想(抜粋)
4.焔葬ヶ崎心中
5.汚れつちまつた悲しみに
6.瓶詰の地獄

 

2300字書いててま〜だライブの感想に辿り着いてないよどうなってんだ。

ワイサイが初めてのシ喪、というかヲ賀さん大緊張。ずっと助けを求めるような、というか完全に求めている眼をしていました。よほど健康的なひとが怖かったのでしょう、気の毒に。

わたしは完璧カッコいいパフォーマンスも大好きだけどどっかでミスっちゃってぐちゃってなるシーンも大好きなので(メンバー同士の助け合いとか見えるとめっちゃ沸く)いいライブが観られたな〜!と思った。てかさ、MCはいつも椋さんがフォローしてる気がするんだけどいなくなっちゃって大丈夫なの、どうなんですか。

最後の最後に「はあ〜シ喪ラストの椋さんとんでもなかったな……」とゲボを吐きそうになっていたらいきなり椋さんが隣に飛んできて腰抜けるかと思った。そういうサプライズやめてください、適切な対応が分からんから抱きつきそうになったわ。でもタカシがマイクスタンド倒したせいでそっちいじる方に集中しちゃった😘


去り際に咄嗟に「その紙ください!!!!!!」ってとりあえずの記念品を確保した自分を褒めてあげたいです。

新曲の感想はこんな感じです。みなさんはいかがでしたか。

 

シ喪でおおはしゃぎしたからそのあとはもうゆっくり観ようとしていたのにその次の正露丸Xが楽しすぎてめっちゃ踊った。『東京ゲリラ』に入ってるからみまちゃんだけ聴いたことあって、それ聴けたらいいな〜と思ってたんやけどとんでもないセトリに大興奮。当時のナゴムの空気を感じられてす〜〜〜〜ごいよかったです。日本の米なんかもう本家の久しく聴いてないし。次は金玉を右に寄せてほしい。

pLumsonic!さんは可愛らしくてなんかポンキッキとか思い出した! あと目からビーム出てるゴーグルが面白くてずっと目で追ってしまった。猫か? フロアがにょき〜〜✌️で一体となっててエ〜!カワイイ〜〜〜!!♡♡ってなりました。衣装のレトロフューチャー感もカワイイ〜〜〜♡ こういうコンセプチュアルなユニットだいすき!

ほんで主催のdewey deltaさんには本当にありがとうございますという気持ち。初めましてだったので「ベルばらと司令官とサラリーマンが組んでるな」とぱっと見て思った(大大大大大失礼)がステージすごかったな……。マジで内臓ぐらぐら揺れた気がする。すごいね、ライブの醍醐味ってあれだわマジで。身体中に響く電子音、興奮します。レコ発おめでとうございます、ありがとうございます。←間違った三顧之礼

「なんで呼ばれたんだろうね」とヲ賀さんは何度も言っていましたが(ほんとになんでだろうとは思うけど)結果すっごい楽しかったのでお呼ばれされて喪ガは嬉しかったです!!! 転換のときフラ〜って寄ってきて「もうだめだぁ……」のトーンで話しかけてきてくれたときはちょっと笑っちまったけど。MCのときはもっと甘やかしてほしいそうです。解ったかみんな。任せたぞ。

あと目の前でセッションという名のセクハラ合戦(?)が披露されたのは当分忘れないと思います。公衆の面前でひとの乳首をいじるな。これその場にいないひとが読んだらめっちゃ誤解されそう。まあ誤解ではないんですが……。

そういえば物販のときこそ椋さんとちゃんと話そ☺️と思ってたのに
賀「音源は来年出す」
斗「再来月には出せますけどねえ!」←ふわふわ
私「じゃあ出してくださいよ!」
斗「えっ僕いまなんか言いました? 」←ふわふわ
椋「出さないのおかしいから
私「ねえほんとに!!!!!!」
という茶番(???)をふつうに楽しんでしまったためいつも通りの感じでチェキを受け取り(しっかり買い足しはした)あっさり帰ってしまいましたとサ。

個人的ラストシ喪中村椋は、パルプンテであった……。

あとすごくどうでもいいけどオープン前に喫煙しに階段上がっていったおじさん(すっぴんのおじさんの見分けがつかないので演者かスタッフかも解らん)が「シドロ喪ドロふつうにカッコいいね」と話していたのが嬉しかった。そういう小さい嬉しさ大事にしてゆきたいですね。

次は江古田(読めない)に馬骨の集まりを観に行くぞ! 待ってろ江古田(読めない)!!!

おかげさまで生きております

マステライブ2023 俺たちがミライだ!!

そうじゃねえだろ

すみません、現ケビンスの仁木恭平のふたつ前のコンビ名でつっこんでしまいました。

今回はサマステの感想ではなく中村椋生誕主催企画「おかげさまで生きております」の方をやっていきます。このフライヤーかっこよすぎて作業デスクの真ん前に貼っちゃった。

なんか中村椋さん、馬骨(補足:平沢進オタクのこと)のあいだでは名の知れたひとなんですってね。寡聞にして存じ上げず、というか平沢にあまり詳しくないので……。

ファーストアタックはよく覚えてる。椋さんがチェキをキュウの「めっちゃええやん」のポーズ(知らんひとはggってくれ)で撮ってるのをTwitterで見て「荒川ちゃんのハッシュタ〜グ!やってくれたら買います」って呟いたら採用されてしまったのがきっかけです。いやわたしがただ厄介なだけだよ。椋さんはサービス精神溢れるすごいひとです。
てかたぶんこういうこと書いたら怒られるし誰かの裏垢で悪口いわれると思うんやけど顔がめちゃくちゃ好みなんだよな。白塗りじゃなくてもかなりすきな顔をしている。
椋さんの肩書は「ヴィジュアル系シンガーソングライター」。なるほどね。「ヴィジュアル”も良い”系シンガーソングライター」でもあるのか。
あ〜シ喪はあくまでサポートなんや〜ふだんどんなのやってるんやろ〜とYouTubeでアルバム聴いてみたらびっくりするほどドンピシャで即購入。買えるやつ全購入。

www.youtube.com

『群青劇』を聴いたときは「なんでいままで誰もこれわたしに教えてくれんかったんや!?」と(インターネット上で)大暴れ。数少ない電子音楽愛好家の友人にも宣伝し(アンタほんとメカクレ学ラン好きだねと罵られながら)、なんなら音楽にまったく興味のない友人にもすごいの発掘したと騒ぎ立て無視されていました。クソ……わたしがインフルエンサーなら……なんかこう……あったのに(?)

前置き長いな。ライブの感想書く体力なくなっちゃうよ。


8/6、さすがにもう慣れた感じで手刀にGO。海の日も一緒に行ったヤングもこの日来てくれました。受付でグラベル状態のtakasiといきなり遭遇。エッ白くない!? 本人は白くないですよお〜と言っていましたがあれは完全に白かった。わたしの国では白ければ白いほどいいとされています。

 

写真で振り返る生誕ライブ(ところで生誕って本人が主催するものなんですかね?)♬


本日の主役がド頭から登場。やましたさんめちゃくちゃ姿勢いいな。見習お。


めちゃくちゃ楽しそうな盲目ダイアリー、みんな笑顔でいい写真や。


これはたぶんベース漫談をする新進気鋭のコンビ(ソニー所属)です。

 


衣装が死ぬほど可愛いうえにフリを丁寧に教えてくれて初見にも優しいgaizaoさん、マジで楽しくて全身で踊ってしまった(これ伏線)。

 


gravel's endめちゃくちゃカッコよかった、なに観てんのか分からんくらいカッコよかった。音楽詳しくないから具体的に例えられないけどオルタナってこういうことですよね? 違う? 違ったらシバいてください

 


仲良し〜


そして本日の主役・中村椋が改めて登場。


ウワ〜〜〜! レーザーハープこんな近くでみたの初めて!! がっぺ興奮した〜〜🌷お花が咲いてて可愛い🌷

 

www.youtube.com

 

完璧なセトリすぎてハッピバースデー俺かと思っちゃった(厄介オタク)。
すみませんね新規がこんなに沸いちゃって……へへ……いままでの椋さんを支えてきたみなさんがいるからわたしのような新規がキャッキャ言えるのです。そうです、長年支えているファンのみなさまのおかげでわたしは生きております。ごめんちょっと無理やりやった、いまのなし、なんとかうまいこと書こうと思ったけど無理やった、なんでもないです。無視してください。無視しろ!


しかしほぼ全てのステージに立ったのに完璧に歌い演奏する中村椋、もしかしてアンドロイドかなにかか? お願いだから働きすぎないようにしてください(要望)。重大発表も本人の口から聞けて直接おめでとうございますを言えたのでよかった! なんとなく察してはいたが!
ちなみにtakasiに小声で(マジの小声で)「ってことはシドロ喪ドロのサポートも抜けるんですよね……?」って尋ねたら「ああ!そうですよお!」って500億dBくらいの音量で返事されて思わず引っ叩いてしまいました。どこまでもふわふわしている男、takasi! さては育ちがいいな!!!!

全部を終えて物販に現れた椋さんに差し入れのお茶を渡し(てかそんなビッグニュースがあるならもっとええもん差し入れたのにの気持ちです。金塊とか)予約していたチェキなどをGETしてフィニッシュ。
てかなんか物販のスタッフの金髪のひと見たことあるな、あ、Twitterでなんか、あ、ああ、KLACKのuやん!!!?? ←すみません中学生の頃の自分が出てしまいました。わたしら世代ならみんな知ってるあのuさんがフツーにあれこれしててひっくり返るかと思った。ヤングが一万円出したときに「計算できる!?」って心配されてたのウケたし可愛かった。計算できてたのでよかったです。

そういえばライブ内容もさることながら場内BGMがとんでもなくてずっとにこにこしてしまった。地下に降りるなり「レッツゴー!陰陽師」が流れていてビビり、続々とインターネット老人が盛り上がる曲(個人的にはさくらんぼキッス~爆発だも~ん~がいちばん嬉しかった)のオンパレード。手刀ってテニミュとか流していいんや。

そんなこんなで(?)中村椋さんにたくさんのおめでとうございますの日、でした!💐

いや〜〜めちゃくちゃ楽しかった。楽しすぎて指輪のトップをどっかにふっとばし手刀の受付さんに預かっていただいておりました。その節はありがとうございました。

gaizaoさんもマジでありがとうございました。

海の日の異種格闘戦

君は池袋駅西口(中央/北/南)を許せるか。

わたしは許せないどころか東京に住んで何年にもなるのにいまだに迷子になる。殺すぞと思っている。
シドロ喪ドロのホームである池袋手刀のアクセスはサイトを見ると
>東京都/池袋駅(西口[北口]) 20b出口
もうめちゃくちゃや。

 

去る6/24は迷子になることを見越して一時間早めに出るという大卒ならではの賢い行動でことなきを得た。
で、次はコレ[Mucho Mojo-beach and destroy-]海の日に手刀に集合!という健やかで明るい教育的なイベントに行きました。
まあ一回行ったしもう迷わんやろwと鼻をほじりながら準備してたらその日に限っていつも使っている路線が止まっていてよう分からんたぶん初めて乗る電車に乗ることになってトホホ〜!!!!

結果よく分からん改札に出て出口は見つからず遅刻しましたとサ。めでたしめでたし。


遅刻してもちゃんとこれだけは撮る。

この日は異種格闘戦みたいで面白かった。たぶんシ喪が出てないと観てないんだろうなというバンドばかりでした。あとこのとき気づいたけどわたしはデスメタルブラックメタルの違いがよく解ってない。白塗りにするのは……コープスペイントということだから……デスメタル……? ※戦犯はDMC

この日のシ喪はここから観られます。アッ、サムネの椋さんかわいいね

www.youtube.com

◆演目
1.腹腹時計
2.涅槃坂に、花。
3.首縊ヶ町四畳半幻想(抜粋)
4.汚れつちまつた悲しみに
5.咎、咎、嘆息……!
6.白痴。或いは痴人の戀。
-アンコール-
1.瓶詰の地獄

 

トリだったから予定調和のアンコールまであってよかったんだけど
・ギタートラブルでガチャガチャする
・ヲ賀さんの差し歯が抜ける(???)
というデカいトラブルに見舞われてメンバー的にはちょっと思うところはあったかもしれんね。とはいえ突発的なトラブルはどうしようもないです。
ヲ賀さんが「歯がある体で」って言ったとき最前(わたし含め)が「歯ある!」「歯めっちゃある!」「歯しかない!」ってフォローしたときは一体感を覚えました。フォローの仕方を間違えている。インターネットすぎんだよ。

 

この日も上手(かみて)に陣取っていたのですが前回のライブ後わたしは

などとツイートしていました。
今回は行こうと思えば行けた、椋さんの前。でもあの、ここに書くのも恥ずかしいんですけど、喪ード(造語)の椋さんはわたしのツボをおさえすぎていて正気ではいられないほど可愛いんだよ。

www.instagram.com

わたしのフェチって「制服制帽(学帽学ランだと尚よし)白塗りお化粧ピアス成人男性(メカクレだと更によし)」という前世でなんか悪いことしたんかっていうくらい限定的なものなんやけどまさかそれをクリアしてくる男性がこんな近く(?)にいるとは信じられなくて、物販でちょっと話しただけで逃げちゃった。「ピアスなんでアシメなんですか?」って聞いたけど顔面の可愛さに気を取られて答え忘れちゃった。可愛いところあるやろ……へへ……。でもいちばん可愛いのは椋さんだよ……大福ありがとうございました……(シドロ喪ドロはお菓子配りバンドです)。
てか「物販で帰省土産の菓子を配布する」もよく理解できてない。職場か?
演者は演者、バンギャバンギャというきっちりした世界線で生きてきたので手刀にいるとなんだここは……となってしまう(悪口ではない)。と同時にこれ勘違いするギャいない? 大丈夫?となってしまう(これはある種悪口)。

写真は相変わらずヘタなので四人が上手く納まっているものがないんだな。


腕が短いから下手(しもて)まで入れようとすると上手(かみて)が犠牲になる。

 


これたぶんトラブル直前の躍動感溢るるナカザ斗タカシです。漫画みてえだな。あと後ろのイシヅ架さんのアルカイックスマイルがいい。

いろんなバンドが海の日に関連するいろんなMCを話してたけど
「夏の海は僕らには似合わない。海といえば日本海で入水」
「海帰りのひとは…いるわけないよな〜夏の海エンジョイできるやつはシドロ喪ドロ観にこないよな〜」
がブッ刺さりすぎて死にました。事実陳列罪で逮捕にならんか、これ。


アンコールの瓶詰の地獄で盛り上がったあとは差し入れのナッツ(よりによって差し歯が取れたひとにあげるものではない)をヲ賀さんに渡し、取り置きしていたチェキを得てなかば無理やり連れて行ったヤングと焼き鳥を食いに行きました。


ご覧、これが焼き鳥だよ。
ヤングは新しい世界が知れたと(たぶん)喜んでいました。あと椋さん観てゼラがいるっていってた。みんなライチ光クラブすきやな〜。

この日は椋さん主催ライブのフライヤーももらい、早速次のライブの予定も決まってほろ酔いで気分良く帰ったあきてぃんであった。
ちなみに帰りはヤングに送ってもらったので迷子にならずにすみました。情けないと思わんのか。


ついでにこれがわたしを「学ラン学帽フェチ」に目覚めさせた『笑う吸血鬼』のTシャツです。丸尾末広展、よかったよ。いまさら言うてもしょうがないけど。
そういえば白塗りはなにで目覚めたんだろうか。もうたぶん覚えてないと思う。

知らなかった世界を知ること

君はシドロ喪ドロというバンドを知っているか。

失礼、バンギャ特有の大声が出てしまいました。

twitter.com

”白塗り奇譚カストリ楽団【シドロ喪ドロ】”+このインパクトあるアイコンでどんなバンドか一発で解ると思う。え、解るよね。
あの……グルグル映畫館って知ってますか?
グルグル映畫館、という名古屋発のカルト的人気のあるバンドがあり(もう閉館しました)そのイズムを継承する文学的ルサンチマンバンドです。この説明で合ってる? 間違ってたらシバいてください。

 

メンバーは以下の通り:

ヲ賀ミツロウ (@sid_mod_oga) / X

ボーカル&ギターのヲ賀さん。シドロ喪ドロのための唄声をしている。

ナカザ斗タカシ (@sid_mod_takasi) / X

ギターのナカザ斗さん。ステージ上とフロアで別人ビッキーズの後継者。

イシヅ架ワタル (@sid_mod_wataru) / X

ドラムのイシヅ架さん。イシヅ架先生って呼びたくなるのわたしだけ?

サポートメンバー(9/10まで←;;)

中村椋🔜9/10世界システム主催@池袋手刀 (@NKMRMuku) / X

サポートベースの中村椋さん。ライブを重ねるごとに属性が増える謎の男

 

なんでシ喪公式略称)を知ったんだっけな〜〜と思ってたんだけどそもそもヲ賀さんとグルグル映畫館の話をTwitterでしていたことがきっかけだったと思う。
それで去年の夏に初ライブをしてたんだけどタイミングが合わなくてずるずる行けず、結局初めて行ったのは2023年6月24日。

↑まあそんな言い訳しつつ本当は「池袋手刀がよく分からなくて怖い」というのがいちばんの理由だったのだった。
ご存知の通り(?)わたしは普段筋肉少女帯人間椅子のライブの比較的大御所のライブに大喜びで(ときに罵詈雑言も交えつつ)行っているので「知らないちっちゃい(大失礼)ライブハウスは怖い!!!」という陰キャ特有の意識がある。馴染みがあるのはリキッドルーム、チッタ、中野サンプラザ、そういえば武道館にも行ったことがあるな。嫌いなのは渋谷クワトロ(柱)と渋谷duo(柱)、横浜ベイホ(駅から遠い、柱)です、よろしくお願いします。ブレイズもすきだったな〜また行く機会あるかな。

さて6/24、この日は盲目ダイアリーさんのレコ発で、着いてから知ったけど中村椋・狂気の3ステというとんでもないライブを観てしまいました。ハクムクで歌って盲目ダイアリーでサポートしてシ喪でもサポートして……なんだこのバケモン!?
椋さんの話はまた別途します。たぶん。

で、その日のシ喪のステージはYouTubeで公開されている。サムネ可愛いね。

www.youtube.com

◆演目
1.汚れつちまつた悲しみに
2.首縊ヶ町四畳半幻想(抜粋)
3.白痴。或いは痴人の戀。
4.涅槃坂に、花。
5.瓶詰の地獄
6.咎、咎、嘆息……!

 

まずSEに蘭妖子の『のぞきからくり赤い帯/蘭妖子 - YouTube』を持ってくるセンスに痺れる。

もうこれ観たら解ると思うけど「ああこれ知ってる! 知ってるけど新しい! こういうのを求めてた!!!」てなるオ…バンギャたくさんいると思う。こいよ……クレバーに抱いてやる。

漢字たくさんで難しめの歌詞はヲ賀さんのnoteで公開されております→ヲ賀ミツロウ|note

白痴。〜とかフリがついてる唄もあるんだけどぜ〜〜〜〜んぜん覚えられないからわたしは開き直ってくにゃくにゃしてます。ノリ方は自由。
汚れつちまつた〜は三三七拍子、瓶詰めの地獄は一本指を立てる!くらい覚えてたら十分楽しめる。過度なヘドバンは死にますので、注意してください(ぎっくり首を患う者より)。


そういえばブログタイトル回収してなかった。
ライブ映像は動画を観てくれたら楽しさが解るんだけどわたしがこの界隈に足を踏み入れてびっくりしたこと。
演者が、ギャと近い。

まず早めにハコについて写真撮ってたら後ろで麺が屯して煙草吸ってたもんな。

↑後ろでイシヅ架さんとナカザ斗さんが話してたから気配消して写真撮った。

 

いざ開場。ふつうの(?)ライブ通り整番順に入れてもらえる。
おお……思ったより、コンパクトな作りだな……アッ降りたとたん電波通じなくなった……ていうか麺が長机で自分たちで物販用意してるよ……こんなことあるんですか? ギャが「あー! XX(名前失念した、すみません)ちゃん生きてたー!」って死ぬほどフレンドリーに麺に話しかけててたまげた。え? ここライブハウスですか? オフ会じゃないですか? わたし来て大丈夫ですか?

ほんでかなりびっくりしたのはまだTwitter(現X)でしかやりとりしたことないヲ賀さんたちがわたしを覚えていたこと。なんでだよ!? 「あー! あきてぃんさん!」って言われてこのときほど自分の名前を恥ずかしいと思ったことはないね。「あき」か「てぃん」かどっちかにしろ。でももうこれで13年やってるから許して。

このときはたしか下手(しもて)が埋まってたから上手(かみて)に陣取ったんだけどこれが大失敗で


タカシの顔が見えねえ。椋さんも入ってねえ。
(敗因:自分の身長を過信していた←150cmのくせに自分では170cmくらいだと思っている)

 


アッ、イシヅ架さんニコニコしてて可愛いね、フフ、ウフフ。

というか言い訳いいですか?
撮影OKの現場初めてなんですよ。
いつも会場では「会場内の撮影、録音、録画は禁止となっておりまーす」と無感情な声にアナウンスされながら自撮りしているため「ライブを撮影していい」という考えはスコ〜ンと抜けてるワケ。筋少でも撮影OKな一瞬あったけどマトモなの撮れなかったな……。
手刀はバズーカみてえなカメラ持ってるひといて”ガチ”さを感じられてよかったです。わたしはiPhoneは古いし撮影センスがないので、そういう方々の素敵な写真を拝んではありがたやありがたやとライブを思い出しております。

シ喪全体の感想としては「観に来てよかった! わしはこれを求めてたんや!」という気持ちです。ヲ賀さんには言ったけど(前後の会話省略)「シドロ喪ドロにはシドロ喪ドロを求めてます!!」ほんとそのまんま、シ喪にしかない哀愁と鮮烈な音、むつかしいのに耳馴染みのいい歌詞など、来れば解る。まあ来るまでが怖いのも解る。わたしも3回行ったけどいまだに怖いので。

でもシ喪のお陰で「知らなかったハコ」や「知らなかったバンド」に出会える事実は「怖さ」を凌駕するほど。この歳になって(永遠の16歳ということになっておりますが……)新しい音楽を発掘することってなかなかないからすごく楽しい。

ということでトラブルもありつつチェキを買い、新しい扉を開いてwktk(死語)しながら帰路についたあきてぃんであった。

これから知っていくことも多いんやろな〜と思いつつ、


大忙しだった中村椋さんで〆ておきます。